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暗号資産(仮想通貨)なぜ勝てないのか

 

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暗号資産(仮想通貨)投資をしていると、値動きが激しいので、狼狽売りや、逆にFOMO(Fear of Missing Out)発動中に狼狽買いをして、結局資産を減らしていることって”あるある”ですよね。

 

私も幾度となく、狼狽売り・狼狽買いをしてしまい、負けを繰り返しています。

 

このような失敗をする理由を頭では何となくわかっているつもりですが、いい機会なので、暗号資産投資について、なぜ勝つのが難しいのかをよく考えてみたいと思います。

 

この記事のポイント

  • そもそも暗号資産で儲けることがいかに難しいか
  • 負けるのは資金の投入ポイント(投入額)が悪いから
  • 暗号資産投資にはどのように取り組めば良いか

 

そもそも暗号資産で儲けることがいかに難しいか

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 まず、株やFXとは違い、暗号資産投資の利益は雑所得になるため、税制面で物凄く不利です。暗号資産の場合は、だいたい利益の3~5割は税金で持っていかれてしまいます。(株ならだいたい2割程度)

 

さらに、株であれば、「損失の繰越控除」によって年跨ぎの損益通算も効きますが、暗号資産はありません。

 

また、 「顧客資産の分別管理」といった法整備などが行き届いている株式市場とは異なり、常にGOX(資産を失う)リスクも負っています。(特に海外の仮想通貨取引所を使用している場合など)

 

しかもボラティリティは非常に高く、常人に乗りこなせる値動きとは言い難いです。

 

そのように考えると、暗号資産投資は、Very Hardモードで投資をやっている人が集う魔境と言っても過言ではありません。

※しかも、株式市場に比べて、APIなどを使用し易い土壌が存在するため、主な対戦相手は人ではなく、悪魔じみた取引を行う正確無比なコンピュータ(通称アルゴ)と考えても良いかもしれません。

 

Normalモードともいえる株式市場でも個人投資家の勝率は1割程度を聞きますが、 Very Hardモードの暗号資産投資では、勝率は0%に近い気さえします。

 

それを承知のうえで、暗号資産投資に取り組んでいるという認識が必要だと思います。

  

負けるのは資金の投入ポイント(投入額)が悪いから

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経験上、多くの負けパターンは次の通りです。

 

①暗号資産の将来性を信じているので、少額を投じている。

②暗号資産が暴騰して、含み益に余裕を感じて追加投資をする。

③暗号資産が暴落して、含み益がみるみる減って、含み益がなくなるあたりで売る。

④はじめの①に戻る。

 

例)定番の負けパターン

①暗号資産Aを10万円分保有

②暗号資産Aが暴騰して4倍(+300%)になり、60万円を追加して、暗号資産Aを100万円(+42%)のポジションにする

③暗号資産Aに-30%のプルバックが来ると、70万(+0%)【原資70万円・含み益0万円】になってしまい、含み損に転じそうになって、売ってしまうという流れです。

④それではじめの①に戻るわけです。

 

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定番の負けパターン

一時は含み益が30万円にもなり、一見すると余裕のありそうな「100万円(+42%)」のポジションを構築するものの、暗号資産ではよくある-30%のプルバックで退場となるのです。

 

これは、冷静になって考えてみると、マーチンゲール法で勝負をして、プロスペクト理論の通りに、「負け」に至っているといると思います。

 

マーチンゲール法

いわゆる倍プッシュのこと。勝負をして負けた時にベット額を2倍にすることで、負けた分を取り戻す賭け方。

 

プロスペクト理論
収益が出ている場合は損失回避的な利益確定に走りやすく、損失が出ている場合は、それを取り戻そうとしてより大きなリスクを取るような投資判断を行いやすい。

  

暗号資産投資にはどのように取り組めば良いか

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では、どうすれば良かったのかを自身への戒めのためにも考えて記します。

 

策1.「税金のことも考慮した上で利確」

利確さえできれば、その勝負自体は、勝ちが確定するわけなので、正解の一つになると思います。しかしながら、税金で4割持っていかれるとなると、容易く利確ができないのが難点です。

 

例)利確シミュレーション

40万(+300%)【原資10万円・含み益30万円】の時に利確する。

仮に税金で40%持っていかれたとすると、税引後の利益18万円+原資10万円=28万円なので、売った暗号資産が40万から28万以下(-30%下落)にならないと、利確が失敗だったとも考えられるのです。

 

策2.「追加資金を投じない」

40万(+300%)【原資10万円・含み益30万円】の時に、追加資金を投じなければ、-70%までは、含み益のまま耐えられます。また、-30%までなら利確するよりも得をしているとも考えることが可能です。

 

まとめると、「安い時に買って追加投資はせず高くなったら売る。」という投資の格言みたいになってしまうので、具体的な手法は以下とします。

 

【訓戒(手法)】

①「暴騰中でない」かつ「平均取得価格を下回っているとき」は買い増しOK

②平均取得価格を超えたら原則追加投資しない(※ただしStaking報酬の再投資やドルコスト平均法などで少額なら可)

③目標価格まで上がったら売る(あるいは短期的に想定以上に値上がりしたら売る)

 

ビットコインやBNBであれば、いつかは最高値を記録するだろうという前提で、上記の訓戒に従い、暗号資産投資をすれば勝率は各段に向上すると思います。

 

ただし、上記の手法が最大リターンを生むか、正解なのかどうかは不明ですし、私もきちんと守れる自信がありません。やはりバブルが来て暴騰していたら、その波に乗りたいですし、含み損になるくらいなら売ってしまって、精神的な苦痛を感じないようにしたいものです。

 

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